INP

INPは加速器とイオン源の設計用ツールです。ラプラス、ポアソン、ブラソフ方程式を有限差分法で解きます。空間電荷効果、プラズマ境界モデルを考慮したイオン源の解析が可能で、主に2次元用プログラムAXCEL-INP、3次元用プログラムKOBRA3-INP、磁場解析用プログラムMAGNET-INP、インターフェースプログラムなどに分かれています。

プログラム

AXCEL-INP

粒子源やビームトランスポートの2次元計算をします。ECRイオン源やレーザーイオン源を含む陽イオン源の解析や電子銃の解析を行います。

DOT-INP

定常・非定常2次元熱解析をします。

KOBRA3-INP

粒子源やビームトランスポートの3次元計算をします。任意の非対称な形状や任意の磁場を設定可能。異なる電荷を同時に記述できます。陽イオン・陰イオンに関するプラズマモデルや二次電子に関する設定も可能。

MAGNET-INP

Biot Savart法による2次元磁場の計算をします。出力はAXCEL-INPやKOBRA3-INPに最適です。

インターフェースプログラム

DXF2KOB3

DXFを通したCADプログラムとKOBRA3-INP間のインターフェース

MAG2KOB3

MAGNET-INPとKOBRA3-INP間のインターフェース