EGUNは熱陰極やチップ状微小電界放出陰極からの空間電荷制限に対応しています。
IGUNは正イオン、nIGUNはH-やD-などのプラズマからのイオン放出に対応可能です。
いずれもINTMAGを使うことや他の磁場設計プログラムを使うことによっても2次元静磁場を考慮することができます。
EGUN/IGUNファミリーはこれらの電磁場中における任意の電荷と質量を持つ荷電粒子に関して解く2次元解析ソフトウェアのプリ/ポストプロセスを含めたソフトウェアを示します。
The EGUN/IGUN family
GPED (C)
GPEDはEGUN、IGUN用の構文の境界入力を対話形式で図を確認しながら直感的に編集するプログラムです。境界や各電極が色分けされているので形状を確認しながら、カーソルキ-で点の選択、移動、削除、追加、コーナーの丸めなどが可能でズーム機能も備えております。
すべての動作に対し対話的なヘルプがプルダウンメニューで利用できます。
さらにEGUNとIGUNに関するNAMELISTの定義が与えられます。このためプログラムを実行させる完全な入力ファイルを作成することができます。
CPLCOMP (C)
CPLCOMPはグラフィックの出力ファイルCPLファイルのレイアウトプログラムで、対話的にプリントやファイル変換をカラーで行うことができます。ウィンドウで選択されたファイルは一旦プレビューエリアに表示され、ここからドラッグ&ドロップでレイアウトページに移しサイズや色、線幅、フォントサイズなどを変えることができます。
レイアウトでの作業はテンプレートで保存でき、その後非常にすばやく同様のレイアウトを異なるファイルに使用できます。終了したページのレイアウト情報を維持したまま印刷や、BMP、JPG、EMFやEPS形式に変換することもできます。CPLCOMPは完全に統合されたヘルプシステムを備えており、すべての特長を説明し、セクションにしたがって段階的なチュートリアルも持っています。
COILFIT (C)
COILFITはコイル(与えられたR座標とZ座標での電流ループで定義される)に関するデータを生成する最小二乗法ソルバーを使ったプログラムです。
入力データは POISSONのような低精度プログラムや1%程度の精度の典型的な磁場測定、要求する単純な理想的データを供給することによって与えられます。COILFITはあらゆる任意の精度でシミュレーションするコイルのセットを探します。
ANALYSE (C)
ANALYSEはEGUNの出力ファイルを読み込み、電位が表記され色づけされた電極形状、カソードローディング図、RMSエミッタンス図、電位繰り返しに関するRHアレイのプロファイル、フラクショナルエミッタンスの解析、すべての位置でのエミッタンスと輝度の変化、放電を避けるための境界に沿った表面電界の図のためのデータを作成することができます。
PPPROF (C) and PPGYRO (C)
PPPROFとPPGYROは診断用ポストプロセッサーで、任意のZ座標値でのビームパラメータを得ることができます。PPPROFはEGUNで得られるのと同様のビームプロファイルと位相図生成します。
PPGYROはジャイロトロンの設計を用途とした特別のデータ診断設定を生成します。