SIMULIA Spark3D マイクロ波放電解析(マルチパクタ放電、コロナ放電)
Spark3Dは、アンテナやフィルター、導波路、空洞共振器などのマイクロ波コンポーネントの放電を解析するためシミュレーションソフトウェアです。
コンポーネントの性能低下や損傷など重大なトラブルの原因となる
マルチパクタ放電と
コロナ放電が起こる電力を計算できます。
放電電力の予測が困難となる複雑な3次元構造を持つコンポーネントに対しても、適切な放電対策を打ち出すことができます。
Spark3Dによるシミュレーションは開発や試験にかかる時間やコストの削減に役立ちます。
CST Studio Suiteなどの三次元電磁界解析ソフトウェアで得られた結果を使用して放電解析を行います。
詳しくは弊社窓口にお問い合わせください。
【専用フォーム】 https://www.aetjapan.com/form/contact.php?CST_form
詳しくは弊社窓口にお問い合わせください。
【専用フォーム】 https://www.aetjapan.com/form/contact.php?CST_form
機能
- CST Studio Suiteの計算で得られた電磁界をインポート
- 放電電力の閾値を自動判定
- 放電解析をする領域を指定して計算することが可能
- 計算結果を表やプロットなどでリアルタイムに出力
マルチパクタ放電(真空放電)シミュレーション
- 電子軌道を計算し、時間経過に伴う電子数の変化から放電の有無を判定します。
- 放電閾値の自動計算を行います。
- 材質特性(二次電子放出率曲線)を考慮した二次電子放出を考慮します。
- 二次電子を含む電子の軌道はLeap-Frogで解きます。これにより、任意の形状を含む複雑な構造を短時間でシミュレーションします。
コロナ放電(気体放電)シミュレーション
- 電子に関する連続の式を解いて電子密度を計算し、時間経過に伴う電子密度の変化で放電の有無を判定します。
- 放電閾値の自動計算を行います。
- 気体の種類と圧力範囲を指定できます。
- 電子密度の連続方程式をFEMを使用して解きます。これにより、任意の形状を含む複雑な構造を短時間でシミュレーションします。
動作環境
プロセッサ:デュアルコア以上
RAM:4GB以上
ハードディスク空き容量:3GB以上
OS:Windows 7、Windows 8、Windows 10(他のWindowsバージョンやLinuxに関しては Special requests for )
スクリーンの解像度: 1280 x768以上
ライセンス・価格情報
Spark3D は SIMULIA CST Studio Suiteと同じ窓口で販売しています。
ライセンスや機能、価格について、詳しくはAETにお問い合わせください。
Spark3Dはダッソー・システムズの製品です。ダッソー・システムズについてはこちら